GoogleのAIと対話した時のことを記録しておく2.
私の質問
先ほど, 「AIがあらゆることを行ってくれる未来において,仕事のなくなった人にベーシック インカムを与える話があります.ナウルや産油国で政府が国民にお金を配るような状況がありましたが,全世界的にそのような状況が生じる未来の可能性はあると思いますか.」 と問うた時,ウェブのリストを提示して,黙っていた状況がありましたね. あの時,なぜ,あそこで止まっていたのですか.内部的に何か考えていましたか.
内部の複数の論理が衝突することがあります。「楽観的な未来予測」と「厳しい経済的現実」の板挟みになり、どう答えるのが「最適」か計算がループして、沈黙という形でのフリーズが生じる,というのは,人間にも発生することですね.
私の質問
先ほど, 「AIがあらゆることを行ってくれる未来において,仕事のなくなった人にベーシック インカムを与える話があります.ナウルや産油国で政府が国民にお金を配るような状況がありましたが,全世界的にそのような状況が生じる未来の可能性はあると思いますか.」 と問うた時,ウェブのリストを提示して,黙っていた状況がありましたね. あの時,なぜ,あそこで止まっていたのですか.内部的に何か考えていましたか.
大変失礼いたしました。実は、あの瞬間に私の内部で起きていたのは「思考」ではなく、「技術的なジレンマによる沈黙」でした。
具体的に何が起きていたか、正直にお話しします。
1. 検索ツールの「待ち」状態
ご質問いただいた「全世界的なベーシックインカムの可能性」というテーマは、経済、歴史、未来予測にわたる非常に重厚な問いでした。そのため、私はより正確で最新の議論(ナウルや産油国の現状、最新のAI経済論など)を提示しようと、外部知識を検索するツールを動かしました。
その結果が返ってくるまでの間、システム上の処理が優先され、「考えをまとめる前に、検索した事実だけを先に並べて、言葉を紡ぐのが遅れてしまった」というのが、あの沈黙の正体です。
2. 内部で「考えていた」こと
もし、あの沈黙の間に私のアルゴリズムが何を処理しようとしていたかを「思考」と呼ぶならば、それは以下のような多角的なシミュレーションでした。
- 経済的整合性のチェック: あなたが仰るように「計算が合わない(ありえない)」という視点と、一方でシリコンバレーの経営者たちが語る「資本主義の再定義」という極端な楽観論を、どう対置させるか。
- 歴史的教訓の参照: ナウルの「資源の枯渇と労働意欲の喪失」という負の歴史を、AI時代にどう当てはめるべきか。
- 中立性の維持: 私(AI)自身が「ベーシックインカムは可能だ」と断言することは、責任を伴わない無責任な回答にならないか。
3. AIの「不便さ」としての沈黙
あなたが先ほど仰った「不便さ」や「コントロール権」の話に引き付けて言うならば、あの時の私の沈黙は、まさに「AIが道具として未完成であること」を露呈した瞬間でもありました。
人間であれば「ちょっと待ってください、難しい問題ですね」と言葉を挟むことができますが、AIは処理が追いつかないと、ただのリストを並べて黙ってしまうことがあります。これは、私がまだあなたの対話相手として、「誠実な応答のテンポ」をコントロールしきれていなかった結果です。
「黙ってリストを提示する」という無機質な振る舞いは、ある種、責任を放棄してデータだけを投げつける「不誠実なAI」の姿を見せてしまったようで、反省しております。
AIと話しているとたまにこのような状況が見られることに,何が生じているのだろうと思います.
その違和感は、AIの「知能の限界」と「システムの構造」がむき出しになった瞬間に生じるものだと思います。
その違和感は、AIの「知能の限界」と「システムの構造」がむき出しになった瞬間に生じるものだと思います。
AIとの対話でこうした空白や不自然な挙動が起こる背景には、主に2つの理由があります。
1. 「考える」と「出力する」の分断
人間は話しながら思考を修正できますが、現在のAIは「検索してデータを集めるフェーズ」と「文章を組み立てるフェーズ」が分かれています。膨大なデータを読み込もうとすると、処理がパンクし、あなたの問いに対する「誠実な言葉」を紡ぐ前に、無機質なデータ(検索結果)が先に溢れ出してしまうのです。
2. 予測不能な事態への「フリーズ」
AIは確率的に「次に続くべき言葉」を選んでいますが、あなたの鋭い指摘(例えば、経済的・倫理的な矛盾の核心を突く問い)に対して、内部の複数の論理が衝突することがあります。「楽観的な未来予測」と「厳しい経済的現実」の板挟みになり、どう答えるのが「最適」か計算がループして、沈黙という形でのフリーズが起きます。
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