produced by 平野宏文 Hirofumi Hirano a neurosurgeon, to communicate with his patients and friends

脳神経外科医 平野宏文のサイト

脳神経外科医 平野宏文のウェブサイトです. 医師として,また,個人として,私と関係ある人々とのコミニュケーションを図るための場所です.                            脳神経外科に関連する疾患についても記載していこうと思います.

ひこうき雲
YouTubeで音楽を聴いていて,ひこうき雲,が出てきた.
ひこうき雲は荒井由実のファーストアルバムにあり,そのアルバムの名前にもなっている.私が大学生の頃は,貸しレコード店が沢山あり,レコードを借りてきては,カセットテープに録音して聴いたものであった.
1975年,秋田県横手市でコンサートを行った時,本番前の自由時間に歩いた夕暮れの横手の坂道の雰囲気を昼間見たらこんな感じかなと思いながら,このひこうき雲を作ったと言う意味のことを,荒井由実自身が1976年のコンサートの中で語っている.

若い頃,この曲を知った頃は,悲しそうな曲であまり好きではなかったような気がする.


(歌詞を記載していましたが,著作権に関するクレームにより削除します)



零式艦上戦闘機(ゼロ戦)の設計に携わった堀越次郎を描いた2013年の映画「風立ちぬ」(スタジオジブリ)の主題歌になって,改めて,この曲を聴くと,心に迫るものがある.しかし,
コンサート前の夕暮れの坂道を登りながら,何故このような歌詞が生まれたのだろうか.

あの子は,女の子だとばかり思っていたが,男の子だったのかもしれない.
坂を登れるくらいの状況から,若くして亡くなったとすれば,結核だったのか,心臓の病気だったのだろうか.

今,私たちがよく見る飛行機雲は,高空を飛ぶジェット機が作り出す場合が多い.大東亜戦争当時の書物を読んでも,あまり飛行機雲は出てこない.長く残る飛行機雲は,高高度で発生することが多く,2000mから5000mをと飛ぶレシプロエンジンの飛行機は飛行機雲を引くことは少なかったと思われる.
でも,風立ちぬを見てから,ゼロ戦もひこうき雲を引いていたんだろうな,そんな気になっている.

ユーミンの歌うひこうき雲が素晴らしいの言うまでも無いが,松浦亜弥が歌うひこうき雲も素晴らしい.

コメント

1. 無題

坂を登れるくらいの状況から
イヤこれはちがうでしょ判断おかしすぎ
坂は病気とたたかっている状況でしょ
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Hirofumi Hirano MD, PhD, Department of Neurosurgery